LIVE ISLANDについてのメモ書き(テーマに関して感じたこと)【ライブネタバレ含】
味噌煮込み @nm7_miso253
2018/07/16 21時ぐらい 初版公開。
2018/07/16 24時ぐらい キャプチャ画像2枚のリンクを挿入、それに伴う一部の文言更新。<ISLAND上陸時のお遊び>の追記。
2018/07/22 「エゴアイディール」が歌われる理由について修正。
「(遊びに来ているファンではなく)奈々ちゃん自身にとって」という視点を中心に、このツアーがどういう意味を持ってるのか、感じたことを思考整理も兼ねて少しだけ書き留めておく。気が向いたので、なんとなく。
・ISLANDツアーは『自分自身を取り戻す旅/本当の自分を見つめ直す旅』がテーマ。(岐阜タオル曲明けMCより)
最初「ISLAND/夏らしさ」を感じられなくてセトリに入ってる理由が分からない曲がいくつかあったけどけど、このテーマで考えると納得いくものも多かった。
少し前に https://twitter.com/hkrwa/status/1013816028730613760 を見直して「なるほど」と思ったが、本人の口からも直接的にテーマの言及があって、「やっぱりそうだったんだー」の気持ちが強まり、なんだか気持ちがさっぱりした(パリで韻を踏んでいるぞ、この意味が分かるか?)。
我が最愛なる「エゴアイディール」が全公演で聴けそうだし、その曲がテーマ的にぴったりっぽいこともまた嬉しい。(直前のMCで「夏らしい曲」として度々紹介されるのはイマイチ腑に落ちないが。)毎回、歌う直前のMCで「夏らしい曲」として紹介されているが、広島公演のMCに依ると「アレンジに夏のテイストを織り込んだ」曲らしい。
・ブリッジムービー
『忙しい日々に疲れて本当の自分を忘れてしまっていない?ISLANDに来れば青い光が導いてくれますよ。』
青い光はファンのみんなのことで、ISLANDはLIVE ISLANDだと解釈した。
以前、ライブのことを「一番自分らしくいられる場所」と表現していたが(2014/10/18 SWITCHインタビュー)、自分を見つめ直すためにもLIVE ISLANDという時間は最適なものなのかな。
単に「ライブ」ではなく、「毎年のように行っていた夏ツアー」というのもまた「自分自身を取り戻す」ような感じを強めてる気がする。
『ようこそISLANDへ。ここには楽しいこと、あなたのやりたいことがたくさん詰まっています。』
ブリッジムービーでは「夢」(睡眠)からISLANDに誘われていく流れになってるけど、ライブのことを「夢がかなう場所にしたい」と表現していたことがあった。
日常生活では無理なこともなんでも叶えられるような「夢の場所」として、「夢」というキーワードが少し繋がっているようにも感じた。
夢を見ながら、LIVE ISLANDに誘われていく様子はまさにぴったりというか。『ここには楽しいこと、あなたのやりたいことがたくさん詰まっています。』というのもまさに“奈々ちゃんにとっての”ライブという時間/空間を言い表してるかな、と感じる。
ライブ(LIVE ISLAND)がファンにとって楽しい時間/空間であるのは当然だが、『あなたのやりたいことがたくさん詰まっています。』というフレーズは、ファンよりも水樹奈々本人のほうがより当てはまる気がする。
『忙しい毎日を過ごしているあなたをここに呼んだのは、大切な気持ちを忘れずにいてほしいから。』
声優/歌手として日々忙しくたくさんの活動をしている奈々ちゃんだけど、それに対するファンの反応を強く感じられるのって、やっぱりライブ/イベントという、直接ファンと一緒に過ごせる時間なのかな?って気がする。
ライブで歌ったりすることによって、ファンのみんながどんな反応をしてくれるか(喜んでくれるか)を見ると、自身が歌う意味(=大切な気持ち)を再確認できたりするのかな?
『目の前に広がる青い海を渡って(青い光をたどって)次のISLANDを目指しましょう。』
たくさんの青い光が集まって海を越える力(ハンググライダー)になったり、進む道を作っていたり、と、「ファンのみんながいてくれるおかげで私(水樹奈々)は歌い続けていける/進んでいくことができる」みたいな気持ちを表現してくれているのかな?と。
青い光(ファンのみんな)がいなければ、海のように大きな困難を越えるようなことはできないし、行き先も分からずに迷子になってしまう…というようにも感じられる(なんてことをただの観客側の人間が書くととても傲慢にも見えて、自己嫌悪不可避だが)。
<ISLAND上陸時のお遊び>
これは基本的には「みんなで楽しく盛り上がる夏ライブ」みたいなところが発想の根っこというか、とにかく“楽しさ”を表すひとつのものとして、バラエティ豊かなあれこれを見てもらって楽しんでもらおう…程度のもので、「テーマの主軸にある重要要素」ではない印象がある。
がしかし、上陸しているISLAND=LIVE ISLANDであるとすると、「なんの準備/試練も無しにライブを始めることはできない」というメッセージみたいに捉えることができないこともない気がした。ビーチの映像で実施されているのは、ライブの準備とは無関係なお遊びがほとんどだろうが、日々トレーニング(筋トレ)に励んでいるのは事実だし、他にも何かと覚える/考えることがいっぱいあったり、各種影練やリハを重ねたり…いろいろな準備/試練を重ねた結果、『目の前に広がる青い海(青い光)』を見ることができるんだなぁ…という考え方もできなくはないと思う。
(私は基本的には、このお遊びシーンは“みんなを楽しませるあれこれ”程度に思ってますが。)
・FEARLESS HERO
「切り刻まれた 時間の中 走ってるだけじゃ 夢も見ない」
ブリッジムービーで夢に誘われて本当の自分を見つめ直す様子と重なって感じられて、この曲が本編最後というとても大事な場所で歌われる魅力をまた一つ見つけることが出来た気持ちになった。
(本人が何を意図したかは知らないけど、私にとってなんとなく嬉しい発見だったから、まぁそれでいいのだ。)
・Synchrogazer
EN-1というそれなりに特別感もある枠でなぜ歌われているのか、なぜあの演出なのか、未だにピンときていないから誰か考えを教えて欲しいです。
・テーマと関係ないどうでもいいこと
ISLANDツアーのMCで複数回「コレがコレなもんで」というフレーズを聞いたが、毎回耳にする度に、血界戦線&BEYOND 第12話Aパート ミシェーラに関する回想シーンにおける同台詞(足の不自由さを訴える)を思い出す。
奈々ちゃん自身、同話のオーディオコメンタリーでミシェーラのその台詞について「こんなこと言う子だとは思わなかった!」と言及しているが、印象に残っているのだろうか。
(コメンタリーを聞いたせいもあって私の頭からは離れなくなったが、以前から奈々ちゃんこのフレーズそんなに使ってたっけ?)
ググるといろいろなことが引っかかるフレーズだが、私はそれらの世代ではない。たぶん。
ちょっと感じたことをメモってみたのはいいが、整理してみると特に中身は無いし、書いた私にとっても、これを読んだあなたにとっても無駄な時間になった気がする。
いろいろ考えてみても「全然分からない…」にたどり着いてばかりで嫌になってしまうね。
今日も今日とてつらい。
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